強制退去させられる条件とは?
どのような時に強制退去に至ってしまうのか、その条件のひとつに家賃滞納が挙げられます。
通常、家賃は毎月支払いをしていく必要があり、きちんと支払いをしている分には全く問題はありません。
しかしながら支払いが滞ってしまうと困った状況になる恐れがあります。
家賃滞納は強制退去になることも!
家賃滞納をするということは、大家さんからすれば収入にならない入居者であり、尚且つ迷惑な存在でもあるため、最終的には強制退去が発動する恐れがあるのです。
とは言え少しの遅れでいきなり追い出されてしまうことは通常はありません。
例えばうっかり振込を忘れてしまったものの、すぐに支払いをすればお咎めなしで済むことが多いです。
問題なのは2ヶ月、3ヶ月と滞納してしまうことであり、こうした場合は督促の通知がされます。
そこで支払いをするのならまだしも、督促を無視してしまうと、最終的には裁判所の決定によって強制退去が決まってしまいます。
そういった状況に陥らないためには、支払いをきちんと行う意志を持つことは当然のことながら、身の丈にあった物件を選ぶことも必要です。
例えば収入に見合わない物件を選ぶと支払いが苦しくなる恐れがありますので、賃貸情報サイトを活用しながら自分に合う物件を見つけるようにしましょう。
賃貸情報サイトでは条件を細かく指定して探すことができますので、経済的に安定して暮らしていける物件も見つけ出しやすいはずです。
ペット不可の物件で飼育をするのは厳禁!
強制退去をさせられてしまう条件として、ペットの飼育も挙げられます。
もちろん飼育が許可されている物件で飼う分には問題はないのですが、不可の条件になっているにもかかわらず飼ってしまうのは厳禁です。
特に犬や猫は他の部屋の住人にバレるリスクが高い上、鳴き声などで迷惑になってしまう恐れがあります。
もし周りに知られてしまうと大家さんや管理会社にも通報をされてしまい、ペットを飼ってはいけないという契約を破ったということで、強制退去になってしまう恐れがあります。
なお、ペット不可というのは、どこまでが不可なのか気にされやすいところです。
例えば亀や金魚などなら問題はないだろうと飼う人もいるようです。
この点に関しては予め条件を確認するほかありません。
物件によって許可のボーダーラインが違っていますので、独断で判断することはできません。
また、ペット可の場合でも、犬は小型犬まで、猫は一頭までなどの条件がある場合も少なくないため、ペット可だからといって自由に判断しないよう注意が必要です。
もしもペットを飼いたい場合は、賃貸情報サイトでペット可賃貸を探すのがおすすめです。
全体の中では数が少ないペット可の部屋ですが、賃貸情報サイトで細かく検索することが可能です。
また、どのようなペットまでなら飼育ができるのかという条件も掲載されていることが多いです。
希望にマッチする物件も見つけ出しやすいツールですので、強制退去という厳しい状況に追い込まないためにも、堂々と飼育をできる物件を見つけ出すようにしましょう。
他の住人への迷惑行為で強制退去になる!
集合住宅を利用する場合、大切なのが他の住人への迷惑にならないよう、注意しながら生活をすることです。
自分以外にも暮らしている人がいるわけですので、好き勝手に振る舞うことはできません。
もし、そうした基本条件を破り、迷惑行為をした場合は強制退去もあり得るといえます。
どのような行動が迷惑になるのかというと、例えば騒音です。
深夜にもかかわらず大音量で音楽を流す、意図的に物音をたてて安眠を妨害するなどが挙げられます。
他にも悪臭を発生させて迷惑をかける、他人の郵便物を盗む、楽器不可にもかかわらず演奏をするなども該当します。
このような迷惑行為をした場合、内容によっては注意の連絡が入ってくることが殆どです。
音楽が迷惑になっているのならば、注意をして下さいという旨で電話なり手紙なりが入ってきます。
そこで迷惑行為を止めるようでしたらそれ以上の発展はありません。
しかし注意を無視して繰り返し行う場合は事情が変わってきます。
特に複数の部屋からクレームが入るような住人は、迷惑な存在と判断されますので、最終的には強制退去がされてしまうリスクが高まります。
基本的には周りへの注意を払いながら暮らすことが大切なのですが、それでもクレームが入るようなら、もしかしたら自分に合わない物件の可能性も考えられます。
例えば周りに音に神経質な住人がいると、些細な生活音でもクレームが入ってくることもありますので、迷惑を掛けているつもりはない場合でも、大ごとに捉えられることもあるのです。
そうした場合は賃貸情報サイトで快適に暮らせる部屋を探すのも良いでしょう。
仮に音のトラブルが心配なら、防音性に優れた物件を探すことで快適な暮らしを得ることができます。